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スケッチバッグその後

  紬の帯地でオーダーを下さるお客さまとお話していた時です。
こないだ作ってもらったバッグ駄目になっちゃったのよ」
こう伺ってびっくりしました。どこか縫い忘れとか返し縫いのほつれがあったのかと
思っちゃいました。でも、そうではなかったみたい。

 お客様のお話によるとこうだったそうです。
その日もご主人はおひとりでスケッチに出かけました。
その帰り道、お疲れもあったのかもしれませんが、足をとられて
前につんのめるように転んでしまいました。
スケッチに行くぐらい自然の残っている場所です。道路は舗装されていない土の道で
足をとられたのは、ぬかるみでした。そのぬかるみに顔から倒れてしまったのですが
幸い、ぬかるみと身体の間にあのスケッチバッグが入りクッションになってくれたおかげで
大きなけがにならずに済んだとのこと。おけががなくて、本当によかったです。

 「転んで骨を折る人もいるから、とにかく無事でよかったのよ」
とお客様もほっとされていました。ただ、もともとクリーム色だったバックは
すっかり泥につかり汚れてしまったそうです。

 お話を伺いながら私は考えていました。
あのスケッチバッグは、奥様が大切にされていた紬の帯から作ったものでした。
奥様がご主人がスケッチに行く時のためにとオーダーで作ったバッグです。
あのバッグには奥様の情がこもっっていたのです。
だから、バッグがきっとご主人をけがから守ってくれたのではないかと。


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